サイホーンの航空記事考察

客観性はさておき主観で感じたことを書いてます

JALがモスクワ他ロシア路線を変更

2019年9月12日、日本航空がロシア路線に変更を加えると発表しました。

 

  1. モスクワ就航空港の変更
  2. ウラジオストク線の就航

 

日本とロシアってそんなに需要があるようには感じませんが、ANAもモスクワ線、ウラジオストク線に興味持ってるようですし、きっとある程度の需要はあるのでしょう。

というわけで、モスクワとウラジオストクの空港について調べてみました。

 

モスクワの空港

他の大都市と同様にモスクワにも複数の国際空港があり、

ヴヌーコヴォ国際空港(VKO/UUWW、1941年開港)

シェレメーチエヴォ国際空港(SVO/UUEE、1959年開港)

ドモジェドヴォ国際空港(DME/UUEE、1964年開港)

があります。

 

 

就航航空会社は、ヴヌーコヴォが日本ではあまり馴染みのない航空会社が多い印象を受けますが、シェレメーチエヴォとドモジェドヴォにはともによく知られた航空会社が多数就航している印象を受けます。

2018年の年間利用者数は、シェレメーチエヴォが4500万人、ドモジェドヴォが2900万人、ヴヌーコヴォが2100万人の順番ですが、ヴヌーコヴォの利用者数は2016年こそ減少したものの2014年13%増、2015年24%増、2017年30%増、2018年途中でさえ18%増とグイグイ伸びているようで、これほどの増加を見せていないドモジェドヴォを追い抜くのは時間の問題です。

アクセスは、どの空港もアエロエクスプレスという列車で市街地とつながっているようで、所要時間も35~50分と大きな差はありません。

そんな中JALは、ドモジェドヴォからシェレメーチエヴォに変更しようとしているようです。

この変更の理由としては、提携しているアエロフロートがロシア最大の路線網を有している空港であるとされています。

個人的には、航空写真を見る限りドモジェドヴォが最も拡張性に優れているように見受けられるので、今後に期待できるのではないかと思っています。

 

ウラジオストクの空港

ウラジオストク国際空港(VHO/UHWW)は、と調べてみると...

 

???ん???

 

市街地からかなり遠いしアクセスもすごく悪い!ウラジオストク市街地までは1日に5便しかない特急列車で1時間近くかかるようです。

滑走路こそ2本あるもののターミナルビルは日本の地方空港という程度。

どうしてこんなところにJALANAも就航しようとしているのでしょうか。

Wikipediaによると、自動車産業の日本との関わりが大きいようですが、もう少し調べてみようと思います。